〜1989年3月18日〜
札幌→苫小牧・・支笏湖・・千歳→札幌→(青森)
今日はゆっくり起床です。支度をすませ、5人そろって札幌駅に向かいます。
長かった北海道の旅も、今日で最終日になりました。
私とウサギくんは今夜、急行『はまなす』で
北海道を後にします。
私とウサギくん、イヌくんとタヌキくんとキツネくんと再び別行動します。
今日は札幌近郊からあまり離れない様に、「支笏湖」へ観光です。その前に、
苫小牧駅で入場券を買うため寄り道です。
苫小牧からバスで約40分、支笏湖畔に到着です。
湖岸でのんびり観光です
「支笏湖」は、周囲約42km、深さ約360mあり、全国2位の透明度で
とてもきれいです。確か最北限の不凍湖(冬でも凍らない湖)です。
先日見た「阿寒湖」とは、同じ北海道でもずいぶん景色が違います。
湖面は青々と水を湛え、時折風が吹いて波ができます。
最後の観光地にふさわしい場所でした・・・。
バスで「千歳駅」に戻ります。
千歳から列車に乗り札幌に戻ります。札幌に戻ると辺りは薄暗くなっていました。
別行動をした3人ともう一度合流するため、いつもの待合室で待っていると・・・
ヨッパライが周りの人や、キヨスクのおばちゃんにからんでいました・・・。
先日の事といい、いったいなんなのでしょう(怒)。関係ない人にあたり散らして・・・
まったく不愉快です。私たちの快適な旅の邪魔です。
周りの人もきっとそう思ってるに違いありません。
あまりにも腹がたったので駅員さんに通報してやりました。
これであのヨッパライはケーサツ行き決定です。ざまーみやがれ!
再び合流した私たちは、夕食を済ませ、ホームに向かいました。
私とウサギくんは今日、札幌を離れますが、イヌくんとタヌキくん、そしてキツネくんは
まだしばらく旅を続けます。「周遊券」の有効期限はまだ1週間ほどあったのですが、
3日後に「入社式」をひかえていたので、本当はまだ帰りたく無いですが、帰らなければなりません。
出発の時に見送ってもらった様に、帰りも見送ってもらう事になりました。
急行『はまなす』は22:00定刻で発車。車窓から最後の札幌の夜景を満喫します・・・。
〜1989年3月19日〜遠征最終日
(札幌)→青森→大阪
知らないうちに青函トンネルを抜け、目を覚ますと、青森の手前でした。
急行『はまなす』は青森に到着。5:17、まだ外は真っ暗です。
青森からは特急『白鳥』で、一気に大阪へ帰ります。
津軽線の「中小国駅」からは
「周遊区間」ではないので
特急に乗るときは
別に特急券が必要になります。
最後の入場券購入です。
私とウサギくんは『白鳥』に乗り込みます。
久しぶりの485系、本州の車両です。
『白鳥』は大阪−青森間1040km、所要時間約12時間、
昼行特急では日本最長距離を誇ります。
当時はまさか廃止になるとは思っていなかったので、
写真を撮ってませんでした。今となってはとてもくやしいです。
私たちは「山側」に座りました。途中の「新潟」で進行方向が替わり、
「新潟」からは、こちら側が「海側」になるからです。
途中の「酒田駅」で『釜飯』を購入。昨日の夜から何も食べてませんでした。
「新潟駅」で進行方向がかわり、座席を回転させて座ると眠ってしまいました。
「敦賀」の手前で再び目を覚まし、京都、新大阪、そして・・・
18:44、終点「大阪駅」に到着。長かった北海道の旅が終わりました・・・。
おわり