とらねこの鉄道写真館

北海道遠征記

〜1989年3月16日〜

(札幌)→釧路・・阿寒湖・・大楽毛→釧路→札幌→(稚内)

釧路に到着した私とウサギくんは阿寒湖行きのバスに乗ります。
先日、釧網本線で北上したときは『釧路湿原』の東側でしたが、今回バスは西側を北上します。
北海道の道は本当にまっすぐで景色が変わらずウトウトしてしまいます。
その間もバスは走り続け、釧路から2時間、「阿寒湖」に着きました。

釧路を出た時は晴れていたのですが、こちらに来ると雲が厚くかかっており、時折雪が降っています。
気温も下がってきています。私とウサギくんは、湖の方に行きました。

阿寒湖の湖面

湖面は完全に結氷しています・・・。
私のいる場所も、湖岸からだいぶはなれた湖の上です。

湖の上に「スノーモービル」があったので乗せてもらう事にしました。
凍った湖の上にコースが設置されていてそこをぐるぐるまわるやつです。
初めてのスノーモービルにワクワクします。

だぁ〜っ、はっはっはっ〜

湖岸に戻るとここにも氷像がいくつか作ってありました。

ウサギくんの秘密基地





ウサギくんはなぜかうれしそうです・・・。

ウサギくんの秘密基地全景






私もおじゃまさせていただきました。
中に入ると私もなんだか笑ってしまいます。
ウサギくんの秘密基地

他もいろいろ見てまわりましたが、どこも真っ白です。まさに氷の世界です・・・。

バスで釧路に戻ります。途中バスの窓から湿原を見渡すと、「ツル」が飛んでいました。

大楽毛駅から釧路までの乗車券
釧路の手前の大楽毛駅前でバスを降りました。
大楽毛と書いて「おたのしけ」
変わった名前の駅名なので、
ここの入場券が欲しかったからです。
しかし入場券はありませんでした。残念です。
隣の「新富士」。当然新幹線の駅ではありません。
発車を待つ『おおぞら』




札幌駅に着きました。
反対側は非貫通だったんですね。

これから昨日から別行動を取っていた
イヌくんタヌキくんと再び合流。

そのあと、昨日大阪を出発した最後の1人、
キツネくんと合流する予定です。

はたして、全員無事に合流出来るでしょうか?


釧路から特急『おおぞら』で札幌に向かいます。
ほんとあっちこっち行ったり来たりです。


釧路を発車して、新得を過ぎ、石勝峠を越えたあたりで、
阿寒湖で遊び疲れたせいか、眠ってしまいました・・・。






札幌に到着した『おおぞら』

私たちはいつもの待合室でみんなを待ちます。
イヌくんとタヌキくんが来ました。あとはキツネくんだけです。

しばらくすると・・・

札幌だよ!全員集合!

無事に合流する事ができました。

それにしてもケータイの無いこの時代、はるか遠い地で、誰か一人でも遅れたり、
トラブッたりする事なく、予定通り集まる事が出来たものです。

鉄研チーム全員無事に集まる事が出来た私たちは、夕食を食べた後、
21:59発の急行『利尻』に乗ります。

明日の予定は急行『利尻』稚内まで行き、日本最北端、「宗谷岬」に向かいます。
この旅行の計画で、「宗谷岬」は5人揃って行く事を決めていました。
明日は鉄研チーム全員で最果ての地に到達します。



急行『利尻』が入線してきました。
さっそく乗り込みます。
『利尻』は時刻通り発車、と思ったのですが、
『はまなす』が隣を併走していました。
という事は1分遅れていたのでしょうか?。
そんな事はどうでもいいですね。はい。

明日の体力を取り戻す為、
早めに寝る事にしましょう。
急行『利尻』

明日の体力を取り戻す為、早めに寝る事にしましょう。